入れ歯って何種類もあるの?
入れ歯 と言っても ほんとにさまざまなデザイン、素材があります。入れ歯の種類などについてはホームページを参照して下さい。
入れ歯とは基本的には、歯の無いところに装着する人工物で、口腔機能の回復のために装着します。装着してもすぐに使えるわけではなく、入れ歯は、義歯とも言われ、義手 義足 と同じ 義 という字を使うことから、少なからずリハビリを必要とします。
場合によってはなかなかリハビリ、調整、工夫を行ってもなかなかしっくりこない ということもありますが、素材を変更することで、ある程度、違和感の減少や使用感の向上を期待することができます。
また入れ歯治療において最も重要なことは、優秀な歯科技工士と一緒に治療する ということがあります。なかなか知られていない存在の歯科技工士という職種は、日本の子どもの数が減っているということもあり、歯科技工士になりたい という人が少なく、あと数年もすると、入れ歯を作ってくれる歯科技工所がなくなってしまうのでは?と言われています。またまた冗談でしょう と思われるかもしれませんが、義歯の製作は非常に時間もかかりますし、製作の技術も必要とし、すぐに人材が育つわけではないので、歯科医院、歯科医師として、歯科技工所がなくなってしまう、つまり、歯科医師がすべて義歯をつくるということになると、作れる数にも限りがでますし、日常の診療への影響など、結果的に患者さんの診療に悪影響となってしまいます。
当院では、顎義歯という特殊な義歯をつくるクリニックですが、顎義歯をつくれる歯科技工所、歯科技工士というのは本当に極限られておりますが、連携している歯科技工所に、顎義歯の製作について依頼し、技術向上につながればと思っております。