高濃度ビタミンC点滴療法とは?

マイライン社 ビタミンC

国内の点滴用ビタミンCには防腐剤が含まれていることから、当院では、防腐剤の含まれていないマイラン社ビタミンCを用いております。

輸送する際の温度管理が大切であることから、輸入代行の実績のある会社にて輸入し、院内で温度管理された状態で保管しております。

ビタミンCについて

歯茎や骨は、コラーゲンなどからできております。日々、歯茎や骨は、生まれ変わっており、必要な栄養素が足りない場合、ココラーゲンがきちんと体内で作られない、つまり、歯茎や骨が弱ってきます。コラーゲンを作る際に必要な栄誉素は大きく分けて3つで、鉄分、タンパク質、ビタミンCです。

ビタミンCは、口から摂取する場合は、吸収量に限界がある、日々ビタミンCは消費されていることから、点滴を行う事で、高濃度のビタミンCを体内に摂取することが可能です。

歯周病対策

適切な歯周病治療を行っても、歯周病菌によって傷ついた歯茎を再生が必要不可欠です。その際、歯茎の再生に必要な栄養素を取り込むことで、歯周病対策として効果が期待できます。

歯周病の治療や対策と併用することをお勧め致します。

その他、以下のような方にお勧めしております。

【生活習慣が気になっている】
・タバコをたくさん吸う
・お酒をよく飲む
・ストレスを溜めやすい
・歯磨きを忘れやすい
・定期的な歯科受診を忘れてしまう
・眠くて歯磨きを忘れてしまう

【口元まわりの悩みがある】
・唇がカサカサになる
・口角が切れやすい
・口内炎ができやすい
・ベロが荒れやすい

【病気を予防・改善したい】
・歯周病の治療中である
・歯周病の再発が気になる
・歯茎からの出血が気になる
・歯がぐらぐらするのが気になる

当院の高濃度ビタミンC点滴について

12.5gのビタミンCの他に、硫酸マグネシウム、メイロン、パンテノール、シーパラ、グルタチオンを含んだものを点滴しております。針を刺す際の痛みや、点滴中の痛みに配慮した診療を心がけております。歯周病の治療や定期的な歯の清掃の際に、高濃度ビタミンC点滴療法を併用が可能です。約30分前後の治療時間となります。

価格は13200円(税込)です。
別途 歯のクリーニング代などがかかります。インプラント体埋入手術の際は、インプラント手術治療費に含まれております。

高濃度ビタミンC点滴療法の副作用

高濃度ビタミンC点滴による重篤な副作用は報告されていませんが、G6PD欠損症がある場合は溶血を起こす場合があるためビタミンC点滴は行えません。(必ず事前にG6PD血液検査を行ってください。)
投与量や体調・体質により、血管痛・頭痛・吐き気・めまい・低血糖症状が生じることがありますが、一時的なものであり、点滴速度の調整などで改善されます。また、一時的に口渇感が出現し、排尿が頻回になることがあります。

注意・特記事項
※25g以上の点滴を行うためには、事前採血(G6PD検査)が必要です。
※効果には個人差がございます。

【高濃度ビタミンC点滴療法の注意点】
●肝臓疾患や糖尿病、甲状腺の病気、心不全等の疾患がある場合
●その他、重篤な体調不良がある場合
●妊娠中の女性、子供のかた
●G6PD欠損症がある場合
また、低血糖症状を防ぐため、空腹時の点滴は避けることをお勧めします。

乙丸 貴史
American Academy of Anti Aging Medicine(Member)
点滴療法研究会(会員)

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