なぜ歯科医院でサプリ?

当院で扱いのあるサプリについて

ヘルシーパス
MSS
メタジェニックス
デンタルヘルスサプリ
スピック
アイダンプロダクツジャパン

サプリというと・・・

体調が悪いけど、病院に行くほどではない、健康のために飲もう 海外のサプリのほうが効きそうだ というイメージがあるかもしれません。

医療用サプリと市販のサプリの違い

医療用サプリとは、医科クリニックや歯科クリニックのみで販売が可能な、サプリメントのことです。基本的に対面販売となっているため、有名通販サイトなどでは購入ができないものです。海外サプリは、日本では販売できないレベルの容量が入っていることがあり、サプリ摂取で逆に過剰となったりしてしまうことがあります。
当院では、原材料や精製方法にこだわりをもち、摂取による過剰を防ぐ工夫がされており、栄養療法にきちんと活用できる信頼のある会社の医療用サプリを扱っております。

そもそも食事で必要な栄養素が摂取できているのか?

歯科医院に訪れるということは、「少なからず歯の状態がわるい」、「食事が満足にできない」、「かみ合わせが悪い」という状態。つまり毎日の体を維持するのに必要な栄養素が十分に摂取できていない可能性があります。お口の状態に合わせて、足りていないであろう栄養素をサプリで補充し、健康な状態になるようにサポートし、歯科治療を通じてお口からしっかり食事で必要な栄養素が摂取できるような状態になるように日々診療を行っております。

必要な栄養素とは?

必要な栄養素というのは、患者さんごとにさまざまで、1つだけ栄養素が足りていないということはまれで、複数の栄養素が足りていないので結果的に、カラダの働く能力全体がさがってしまい、いろいろな困りごとを生じていると考えられます。
歯科治療では、歯周病が治りにくい、腫れている、入れ歯が痛い、型取りの時にオエッとなりやすい(嘔吐反射)、ベロがあれている、ベロに変な溝がある、などがあげられると思います。

歯周病の治療で必要な栄養素とは?

歯周病というのは、歯周病菌という細菌とカラダが戦ったために、歯ぐきや骨が腫れて、支えている骨が溶けてしまう病気です。失われた骨や歯ぐきは、一旦歯周病が進行してしまうと全く同じにはなりませんが、適切な歯周病を行う事で、歯ぐきが治っていきます。そのとき歯ぐきが治っていくには、コラーゲンが必要です。コラーゲンは、タンパク質+ビタミンC+鉄が主に必要になってきます。歯磨きを頑張っても歯ぐきが治った実感が少ない、歯周病の治療をしてもいまいち治りにくい と感じる場合は、日々の食事では、タンパク質+ビタミンC+鉄 という組合せを意識することが大切です。ただ意外と食事で、必要なビタミンCや鉄を摂取することが難しい場合は、サプリの力をかりることも視野にいれます。

入れ歯治療で必要な栄養素とは?

入れ歯を作る場合、型取りを行うことがあります。また入れ歯を入れた後も、何度も調整するけどなかなか痛みがとれないという場合もあります。いずれも、食事が十分にできないことからくるビタミンやミネラル不足が考えられます。入れ歯の調整とともに一時的にサプリメントによるビタミンやミネラルの補充を行い、健康な粘膜に整えて、入れ歯でしっかりと食事ができるようにサポートしています。

気をつけなければならないこととは?

「栄養が不足しているから補充する」こと自体間違ってはいません。しかしながら私たちのカラダは、機械ではなく、給油すればガソリンが満タンになった車とは違います。ガソリンを入れるタンクの故障、途中の管に穴が空いている、エンジンのトラブルがあればガソリンを満タンにしても車は適切に動きません。
同じように、胃や腸の調子やカラダのどこかに別の病気があるかもしれない と常に気をつけなければ、せっかくの栄養補充がもったいないです。そのため医科クリニックへの受診を勧めることもあります。

サプリを卒業するタイミング

しっかりお口から食事で栄養が取れるようになったとき、元気になったとき、もう必要ないと判断できたとき と思っています。食事で楽しく ということがとても大切だと思います。

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